デザインの教科書 [本]
購入してからなかなか読めないでいた本でしたが、デザイン関係の本を集中して読もうという気になったので、積んであるところから引っ張り出して読んでみました。デザインというものをどう考えればいいのかという「デザインって何?」という問いから始まり、その4つの視点について解説しています。視点1心地良さという要因。心地良さを求める行為がデザインするということににつながる。視点2環境そして道具や装置を手なずける。自然や道具や装置をより楽により安全に使いやすくしていく実践がデザインの役割だ。視点3趣味と美意識。趣味は好み、楽しみのことでもあるが、さかのぼると「感覚に関する判断のあり方」としてデザインに密接に関わるものだ。「受け手の美意識」のもとにデザインを実践することが趣味ということ。このことを解説する第7章は民藝運動のことなどにも触れながら興味深い話。視点4地域・社会。デザインが地域性を示したり、社会においてデザインに関する禁制が目に見えないシステムや関係を可視化すること。デザインするということのそもそもの考え方を簡潔に説明してくれた本でした。同著者の「デザインのデザイン」という本が読みかけのまま本棚にあるので、しっかり読んでみようという気になりました。









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